ランス03 戦闘感

1:ランス03
2:戦闘概要
3:ハッスル
4:攻撃属性
5:キャラクターの多様性
6:おわりに

1:ランス03

ランス01が順当な進化を遂げた本作。
コマンド選択式AVG+Wizardry式戦闘システム(ちなみにランス6はエロゲ版Wizardryだとおもう)で構成されており、非常にとっつきやすいゲームである。
前作ランス01との大きな違いは、01にWizardryのようなパーティを組み戦う要素が引っ越してきたことだろう。
ここでは、ランス03独自のシステムについて考察していく。

2:戦闘概要

スキル選択→戦闘開始
(自ターン→敵ターン)

画像説明にあるとおり、戦闘速度という概念が基本存在せず、ボードゲームのように攻めのターンが交互に回ってくる。(不意打ちという形で先制を取られる場合がある)
キャラごとに戦闘速度は設定されておらず、いわゆる”すばやさ”の概念はない。
ターン中に技を発動するタイミングや順番は任意で決定されることになる。

①にはパーティが選択可能なスキルと体力バーが表示されている。
ここでわかることは、スキルセットには限度が設定されていること・スキルには属性がある・各キャラごとに体力が設定されている・戦闘に参加しているキャラクターしか戦闘には関わることができない。(ただしハッスルという死亡時に控えが参戦する制度がある。後述で詳しく説明)

⓶は敵行動と体力バーが表示されている。
前作を踏襲して敵行動は完全固定である。
今作ではボスは体力の減少で行動パターンが変化する。

3・ハッスル

戦闘中のキャラクター交代可能数は決まっている。それをゲーム中ではハッスルと呼ぶ。キャラクターが瀕死状態になると、ハッスル消費してランダムで控えが参戦することになる。ハッスルの上限はダンジョンのどこかで拾うことで上昇する。ただし、ハッスルは”ランダム”なのであてにはしないほうがいい。


4・攻撃属性

スキルの右下に表示される属性

攻撃属性は以下のようになっている。

物理攻撃
属性距離範囲
通常
爆裂
近距離単体
性的遠距離全体
急所

魔法攻撃・回復
属性 範囲
魔法 単体
回復 全体

能力上昇
範囲 属性
単体 物理攻撃
全体 物理防御
   魔法攻撃
   魔法防御

攻撃属性は、爆裂・性的・急所・魔法の四種類である。
敵キャラクターは、苦手な属性・得意な属性・属性無敵の特徴を持っている場合がある。

集団は爆裂に弱い

画像のように敵には弱点属性や属性無敵がある。集団は爆裂に弱い、司令官は急所に弱い、女の子モンスターは性的に弱いなど、敵種類ごとに設定されている。もちろんハニーには魔法無効である。

5:キャラクターの多様性




ランス03ではパーティを組み戦うようになったことで仲間が増えた。
前作01ではほぼ一人旅だったこともありうれしいかぎりだ。
だが、ここにもランス03独自の要素がある。

【才能限界】
ランスシリーズお馴染み才能限界。この世界では生まれながらの才能以上に強くなることはできない。必然的に才能限界が高いキャラクターは後半でも活躍しやすい。才能限界が低いキャラは技習得がはやいが、後半の戦いにはついていけないヤムチャ状態になる。

【03スキル】
各キャラクターは対応したアリスマンレディと出会い試練を突破することで特殊スキルを習得できる。有用なスキルがほとんどである。
(ランスのみイベント習得となっている)

【スキル傾向】
習得するスキルには傾向がある。
ランスなら攻撃系スキルを中心に覚える戦士系といったところだろう。
そして、ほとんどのキャラが戦士・ヒーラー・忍者・魔法使いに分類できる。

これら要素により戦闘におけるキャラ差がはっきり出るようになった。
だが、役立たずに思えるキャラクターも03スキルにより活躍の場があり、死にキャラはほぼいない。

6:おわりに

03は01をブラッシュアップし、0シリーズのテーブルゲームを落とし込んだ戦闘を完成させた。


※後で加筆修正します