僕が楽して絵がうまくなる方法

こんにちは。東鳩です。

いままで一度も名乗ったことがありませんでした。
便宜上これからは東鳩と名乗っていきます。(こんなクソブログ見てる方なんて存在してないようなものだから名前も必要ないかもしれませんがね)
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今回は自分がさまざま試してきたなかで手ごたえのあった絵の練習方法を伝えます。
ぶっちゃけた話、自分が成長が止まったと感じた時にこういったチェックリストを作って置いたほうがいいのではないかと考えたから書き残しているだけです。



絵を全く描いたことない人へ

とりあえずたくさん模写しましょう。
ゲームもスポーツも絵もとりあえずわからないなりに回数をこなしたほうがいいと思います。まったくの初心者が知識を最初にいれてもほとんど意味がありません。というか理解できない。
なのでとりあえずなんでもいいから好きな絵をいくつか模写したり写生してみてください。

基本的な学習方針

知識吸収をメインとした模写 創作 →  知識吸収……≫
というループを基本に学習しています。

知識吸収をメインとした模写は、教科書に載っている絵を模写しながらTIPSを取り込んでいく感じです。模写したあとに簡単なメモを描いておくとよりいいと思います。

創作は何を描いてもいいと思っています。漫画でもイラストでも自由でいいと思います。
このとき過去に吸収したことのある技術や知識が反映されているかが重要でその確認という意味合いが強いです。

模写は教科書に載っていないような対象とした作家特有の技術を吸収できます。
模写対象とする作家はなんでもいいのですが、好み以外にひとつ条件があります。それは、その作家が世間的にみてもめちゃくちゃ絵がうまいと言われている人か、ある点において極まった表現ができる作家(明暗を使ったうまい演出や突出したフェチやこだわりを持っている作家)です。
まず好みでも絵がそこまで上手ではない作家の絵を模写しても観察する部分が少なく、観察力を身に着けるという模写本来の意義から逸脱していると思います。あとよくない癖がうつったりすることもあります。

この3つをループすることが着実だと思います。

ただこれだけでは駆け足気味で過去に吸収した知識が失われていく場合があります。(私が鳥頭なだけかもしれない)
忘却を防ぐためにかならずファイリングして絵を見返すようにしています。このファイルを見返す行為を始めてから知識が定着しやすいように感じています。

①線を引く練習

長い平行線・曲線・円などをワンストロークでたくさん描く地味な練習です。

特に初心者にお勧めです

絵を描く前にA4紙1枚にたくさん描くときれいな線を引く技術が上達します。

線を綺麗に描けると描く速度が早くなります。単純に消しゴムを描ける回数も減るので紙も綺麗になります。

②教科書を用意する

練習というとちょっと違うかもしれません。

絵の練習の基本は模写です。回数をこなすことは当たり前ですが、知識を入れて置くことも重要だと思います。

1度の模写における気づきの量が明らかに違います。
何百回も繰り返して体にしみこませるのも重要ですが、成長を実感しやすくモチベーションを維持しやすいという意味でも1回の質を上げることも重要だと思っています。

インターネット上のお絵かき支援サイトでもいいですし、図書館で借りてくるのもいいと思います。どうしてもほしい教科書がある場合は買いましょう。

③コピー用紙500枚

さまざまなところで紹介されている方法です。

500枚終わるころには確実に成長できているのでうまくなったことを実感しやすい練習方法です。

とにかく経済的

④ファイリング

アナログで練習するときの最大の利点だと思っています。

コピー用紙に描いた絵は必ずファイリングしましょう。KOKUYOの80円くらいのファイルにパンチで穴をあけて止めましょう。100均の3枚100円のやつでもいいです。

これは定期的に自分の絵を見返すための措置です。

暇があるときに見返し、過去に気づいたことを思い出しましょう。
デジタルだと大量の絵を一気に見返しづらいのですがアナログだと非常に楽です。
これまじで重要です。

⑤様々な画材を試す

アナログの場合なんですが様々な画材を試して基礎的なことを学んでみましょう。

義務教育のときに使っていた水彩なんて技術的なことを意識的に学んだことがある人は少ないと思います。

他にもつけぺんや色鉛筆など安価に手に入る画材の基礎的なことを学んでみるといいと思います。

鉛筆で描いているだけでは気づけなかったことに気づいたりできます。

⑥仲間を見つける(もしくはSNSで絵を晒し続ける)

仲間を探してください。

これがいるだけでモチベーションは大きく違います。

SNSで絵を発表すれば見てくれる人が必ずいます。ハッシュタグをつけてアピールしましょう。フォローしてくれれば万々歳。モチベーションが上がります。

おそらくこれが最も簡単なモチベーションの上げ方。(フォロワーがいなくてもメンションを見てにっこりしましょう)

⑦同じような構図ばかり描かない

自分の得意な構図だけ描いていてもうまくはならないと思います。

難しい構図を練習することで気づけたり描き方を調べて方法論を学べたりします。

⑧光の性質はかじる

どんなに下手でもこれを少しかじっていると、それっぽく見えます。

光の性質への理解が深いほど魅力的な絵を描けると断言できます。
たぶん1割理解できるかもわかりません。折につけて学びましょう。

⑨メイキング動画を見る

独学でやっていると自分のやっていることが正しいのかわからないとか、停滞感を感じてしまうことが多々あります。

そういったときに自分と同じ画材で絵を描いている人のメイキング動画や解説動画を探して視聴しましょう

様々な人が様々な絵の技術を垂れ流してくれる時代です。ピクシブライブやTWICHやUSTREAMで生配信をしています。
めぼしい放送がなければYOUTUBEで検索しましょう。英語で検索すると捗ります。

⑩模写

後ろのほうになりましたが基本的な練習方法です。
絵は何の参考を用意せず描いても成長はほとんどありません。結局わからないところがわからないままになってしまう。

だから描けないところは模写している元絵をよく観察しなおしましょう。

そして初心者のうちは模写をするとき可能な限り書き込み塗り込みましょう。
ハッチングなどを使って陰影を表現したり、比率を測って可能な限り正確にあたりを取ったりして元絵を再現しましょう。

適当に手慣らしで数十枚かくより1枚の絵を可能な限り突き詰めて再現したほうが確実にうまくなります

⑪人体模写は必ず全身を描く


上半身だけ、下半身だけを描くのはお勧めしません。あとぼっ立ち。これらは得られる経験値が低いです。

地面に立っているのか椅子にすわっているのか走っているのかわかる絵を模写しましょう。

⑫重力の理解


重力を表現する場面は思いのほか多いです。
服のシワとか肉のたるみとか柔らかいものを描くときに必要な知識だと思います。

服のシワを描けないのは絵が上手とか下手以前に知識が足りてないだけで、知識さえ入れてしまえばスラスラ描けます。

基本的にどこから吊られてどういう重力線を描くかを想像すると描けると思います。
該当する知識を教科書で調べて、最初はハンカチをデッサンしたり描いてみるといいと思います。

随時追加します